医療法人 実り会 ながしま内科

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減塩教室

第2回減塩教室(2017年10月26日)

平成29年度 第2回 減塩教室
10月26日(木) 14:00~15:00

 

「塩分を控えると何がいいの?」 院長先生


栄養指導の中で患者様が「糖尿病があるから塩分の摂り過ぎに気をつけなきゃ」とお話しされることがあります。
しかし、塩分を摂り過ぎても血糖値は上がりません。
では、何に関係があるかというと、塩分は血圧に関係しています。

高血圧の原因は、遺伝的な要因に加えて、塩分の摂り過ぎ、肥満、喫煙、運動不足などが挙げられます。

塩分を摂り過ぎると、血管に塩が入り、身体全体が塩辛くなります。そうなると、身体の塩分を薄めようとして水分が入り、足がむくんだり、血圧が高くなります。

血圧が高いと、血管を圧迫し、血管が破れ、脳卒中や大動脈瘤を引き起こすことがあります。また、脳梗塞も起こりやすいと言われていますので血圧を安定させることが大切です。

ちなみに、塩分の摂取量が多い東北地方では、高血圧の方が多くみられます。

食塩を1日に1g減らすと血圧が1mmHg下がるので、高血圧の方は減塩を心がけましょう。

 

 

「簡単でおいしい減塩の方法」 管理栄養士

高血圧の人の塩分摂取量の目標は、1日6g未満です。では、日本人の平均摂取量はどれぐらいかというと、男性は11.0g、女性は9.2gです。
その塩分は何から摂っているのでしょうか?日本人は塩分の約7割を調味料から摂り、その次に、丼物などの味付きの主食、塩干物などの魚介類から多く摂っています。
そのため、今回の教室では調味料や味付きの主食などを食べる際に注意する点をお話ししました。


まず、しょうゆやソースなどの調味料は、種類によって含まれている塩分の量が違います。減塩しょうゆや減塩ソースは、こいくちしょうゆやウスターソースに比べて、塩分の量が半分以下です。
しかし、『減塩』の言葉に安心してたくさん使ってしまうと、塩分が多くなりますので、使いすぎないようにすることが大切です。また、うすくちしょうゆは、こいくちしょうゆに比べ、色は薄いのですが、塩分量は多くなります。ノンオイルドレッシングは低カロリーですが、塩分量は約2倍ありますので、使いすぎには注意しましょう。

次に、味付きの主食や麺類の塩分はどれぐらいでしょうか。牛丼やラーメンの場合1食当たりの塩分は5g位です。高血圧の方の塩分摂取目標量は6g未満なので、1日の目標量の8割くらいを摂取することになります。そのため、食べる際に、食べる回数を減らす、牛丼の紅ショウガは食べない、麺類の汁は飲まないようにすると、塩分の摂取量を減らすことができます。

その他の減塩のコツとして、
・加工食品より、新鮮な旬の食材を使う。
・だしの旨味を利用する。
・香辛料、香味野菜を使う。
・柑橘類の酸味を利用する。
・胡麻油などの香りを利用する。
などについてお話ししました。

 

 

今回の、管理栄養士手作りの試食は、『鶏肉のからし焼き』です。こちらは、洋からし(粒マスタード)とにんにくを使うことで、しょうゆの量が少なくても美味しく食べられる料理です。
参加された方の中には、「鶏肉は嫌いだけど、これなら食べられる。今晩作ってみます。」と言われた方もみえました。

当院では、患者様お一人ずつに合わせた栄養相談をしておりますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
また、当院では定期的に糖尿病教室・減塩教室を開催しています。ポスターやちらし等でお知らせ致しますので、是非お気軽にご参加ください。