医療法人 実り会 ながしま内科

名古屋市港区の内科、糖尿病内分泌内科、小児科、循環器内科 ながしま内科

〒455-0857 愛知県名古屋市港区秋葉2-7-1
TEL:052-303-6615
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オンライン診療「クリニクス」
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減塩教室

当院の取り組み

 当院では糖尿病教室同様、減塩教室にも力を入れております。高血圧の原因は遺伝的な要因に加えて塩分の摂り過ぎ、肥満、喫煙、運動不足などが挙げられます。血圧が高いと動脈硬化が起こり、心筋梗塞、脳梗塞の原因となりますので血圧を安定させることが大切です。そこで減塩教室では医師、看護師、管理栄養士から、高血圧についての理解を深め食事や自らの生活習慣を改善することができるよう、様々なテーマについてお話しします。
 高血圧や心臓病と診断されただけでなく、そのご家族の方などどなたでもご参加いただけます。
 スライドを使ってお話しするだけでなく、クイズや患者様同士の交流の時間を作るなどして、楽しく学んでいただけるように取り組んでいます。

 

内容及び日程のご案内

【日時】  未定
【場所】   ながしま内科 待合室
【参加費用】 保険自己負担3割の方620円
             2割の方420円
             1割の方210円
当日は診察券をご持参ください。
来院時またはお電話にてご予約ください。052-303-6615
当日参加も大歓迎です。

 

開催のご報告

*2021年2月20日(土)開催*


〇血圧の正しい測り方  看護師
血圧は体の状態を知る上で、大切な指標です。血圧は24時間変動しており、常に一定というわけではありません。
正しい測り方でないと正確な数値が出ません。自身の血圧を正確に知るためには、毎日の家庭での血圧測定が大切です。
今回は実際に血圧計を用いて、測る時の姿勢やポイント、血圧計の種類別の測り方を説明し正しい測定方法を知っていただきました。

〇減塩の工夫 管理栄養士
日本人の塩分摂取量は、1日あたりの平均男性11.0g、女性9.3g(平成30年度国民健康・栄養調査より)ですが、厚生労働省が生活習慣病の予防を目的に示した目標量は、1日平均男性7.5g未満、女性6.5g未満となっています。(日本人の食事摂取基準2020より)
過剰な塩分摂取は、体内の血液量、心拍出量の増加により血圧が上昇します。
そこで今回はただ薄味にするのではなく、楽しく美味しく続けられる減塩食の工夫についてお話しました。
一度、ご自身の食生活を振り返り、小さな工夫から始めていただきたいです。

 

*2020年2月27日(木)開催*

〇血圧の正しい測り方  看護師

血圧は、時間や環境などの影響を受けやすく、正しい測り方でないと正確な数値が出ません。最近では家庭血圧を測定している方も多くいますが、正しく測定できているでしょうか。そこで今回は実際に血圧計を用いて、測る時の姿勢やポイント、血圧計の種類別の測り方をお話し正しい測定方法を知っていただきました。
 

 

 

〇知っておきたい減塩のコツ  管理栄養士

塩分の摂りすぎは高血圧に繋がります。現在、日本人の平均塩分摂取量は目標量より多いのが現状です。「高血圧と言われたら減塩」と分かっていても自分で料理をしない方、外食が多い方など食生活は人様々です。今回は料理をする時、外食をする時における食べ方の工夫など、普段の食生活に合わせて簡単にできる減塩方法についてお話ししました。
 

 

 

〇試食について

今回は「マイルドなカレーソースの鶏肉ソテー」を試食していただきました。減塩の方法としてカレー粉を使い、カレー粉の香りで塩分が少なくてもおいしく食べられるようにしました。カレー粉だけでは辛さが強いのでヨーグルトを加えてマイルドにし、食べやすくしました。
また今回は鶏むね肉を使いましたが、玉ねぎが入ったソースと一緒に漬け込むことでパサつかず、しっとりとしたソテーになるようにしました。
参加していただいたからは「味に物足りなさを感じない」「鶏むね肉でもしっとりしていておいしい」といった感想をいただきました。香辛料が減塩に有効であることを実感していただけたと思います。