医療法人 実り会 ながしま内科

名古屋市港区の内科、内分泌内科、糖尿病・循環器内科、小児科 ながしま内科

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糖尿病教室

第18回糖尿病教室(2018年1月27日)

平成30年1月27日(土)13:45~15:00

「どうして糖尿病になるの?」 院長先生

~糖尿病はどんな病気ですか?~
血糖(血液中に含まれるブドウ糖)が高い状態のため血管が痛みやすい病気です。このため様々な合併症を起こしやすくなります。

~日本人は糖尿病になりやすい体質~
私たち日本人は穀類・イモ・豆・野菜中心で量も不十分な食生活でした。そのため少ないインスリン量でも十分に対応できてきました。しかし食の欧米化がすすみ砂糖や脂肪の多い食事に加え肥満や運動不足などが原因でインスリンの分泌やその効果が不十分なために糖尿病を発症する患者さんが増えています。

~治療は3つの柱~
自覚症状がほとんどありません。高い血糖値を放置しておくと様々な合併症を引き起こしてしまいます。一般的にHbA1C(ヘモグロビンエーワンシー)を6.0%以下にすることが目標です。治療法は食事療法と運動療法、薬物療法です。これらに注意して血糖値を目標値に近づけましょう。

「検査って何をするの?」 看護師

糖尿病の主な検査には
◆状態を調べる検査(血糖値・HbA1C・尿糖等)
◆合併症を調べる検査(尿中微量アルブミン検査・神経伝導検査・眼底検査等)
◆その他の検査(血圧・体重等)があります
それぞれの検査の目的・検査内容・目標値について、患者さまにはご自身の検査値や治療内容、合併症の検査所見などが記録できる糖尿病連携手帳を確認しながら、お話を聞いていただきました。
また、血圧や体重管理も生活習慣病、合併症予防のため管理していくことが大切です。

「血糖値を下げる食事」 管理栄養士

食事のポイントは大きく3つ「食べる量・バランス・タイミング」です。
今回はグループに分かれて、患者さまに適切な米飯量、おかずの量、野菜の量は本物そっくりの食品サンプルを用いて血糖値の上がりにくい食べる順番について説明しました。患者さまからは「(食品サンプルを見て)これだけ食べられるのですね?」などの感想が聞かれました。また、患者様同士での情報交換ができ良い機会になりました。

最後に管理栄養士手作りの「切り干し大根のサラダ」を試食していただきました。こちらは野菜料理の参考にと、また食物繊維が1日量の1/4~1/5を摂取できる切り干し大根・ひじきを使用しています。(1食あたり食物繊維総量5.5g) 

また当院では、患者さまお一人ずつに合わせた栄養指導をしておりますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。

 

第17回糖尿病教室(2017年9月28日)

平成29年9月28日(木)13:45~15:00

 
 今回の教室のテーマ
 
  • 「 シックデイ 」について 院長先生
  • 糖尿病のお薬について・低血糖について くるみ調剤薬局:山村先生
  • 血糖値を下げる『 ごはん 』と『 おかず 』の食べ方・選び方
 

院長先生からは、「シックデイ」についてお話がありました。
「シックデイ」とは、糖尿病患者さんが、発熱や下痢、嘔吐などの症状がみられ、体調不良の状態をいいます。
糖尿病がありますと、免疫力の低下や血流が悪くなることが原因で、感染症にかかりやすいと言われています。感染症にかかった場合、血糖値が上昇しやすく、血糖コントロールが難しくなります。また、食欲が低下して、脱水を起こしやすくなります。
「 シックデイ 」の時には特別な対処が必要で、「 シックデイルール 」についてお話がありました。

 

☆ シックデイルール ☆
( シックデイに守っていただきたいこと )

 

①早めに受診する
②安静を保ち、水分・食事をとる
③症状をこまめにチェックする
④薬を自己判断で中止しない

シックデイルール


糖尿病の方は、脱水に注意することがとても重要です。
特に③の、「症状をこまめにチェックする」ことは、激しい脱水が
起きていないかの目安になります。具体的には、血糖値を測定し、著しい高血糖・低血糖が起きていないかをチェックします。また、検温・体重測定をして、急激に体温が上がっていないか、体重が減少していないかを確認することが大切です。

 

 

薬剤師の山村先生からは、飲み薬についてお話いただきました。糖尿病の飲み薬には、働き方の違いによって全部で7種類に分類されます。
患者様の状態にあわせて治療に必要な薬を、医師が処方しています。食事の前に飲むお薬、食後に飲むお薬など、多種多様です。患者様の生活習慣も考慮してくださいますので、どんな小さなことでもご相談ください。

 

 

管理栄養士からは、血糖値を下げる「ご飯」と「おかず」の食べ方・選び方についてお話しました。お一人お一人の適切な主食の量や、食べる順番についてお話をさせていただきました。実際にお弁当で、食材の分類分けと、おかずをどの順番で食べると良いかを一緒に相談しながら説明いたしました。

患者様からは、
「野菜の中でも炭水化物の多いかぼちゃ、いも類は米飯の仲間になることは知らなかった。」
「普段の食事量は少ないと思っていたけれど、おかずの量が多すぎでした。」
などの感想があり、正しく見直すことができた良い機会になりました。
患者様からは沢山のご質問もいただき、解決策を一緒に見つけることができました。

 

 

そして今回も、管理栄養士の手作りの「野菜とこんにゃくの煮物」を試食していただきました。調味料には、砂糖のかわりに100%植物由来のカロリーゼロの甘味料「ラカント」を使用し調理しました。

11月14日は「世界糖尿病デー」です。イベントとして、ランチコンサートを開催いたします。そして来年も、各種楽しい教室を開催予定です。多くの患者様のご参加をお待ちしています。